私は子どもたちが小学校高学年から思春期に入る頃、
「大人になったら何になりたい?」と、問いかけたことがあります。
それぞれの答えが、
「薬剤師」と「海外で踊るバレリーナ」でした。
科目は社会が好きで、理系はからっきしの成績振るわない文系の息子と、
田舎に住み、周りにバレリーナなんて見たコトも聞いたコトも無い娘。
そんな状況で、純粋な子供の夢を聞いた時の衝撃は今でも忘れられません。
田舎の長男に嫁いでいたので、自分の思い通りにならないコトも沢山。
そんな中の、我が子たちの夢。
正直、最初は叶えるのは無理だと思いました。
だって、周りに経験者は一人もいないし、
お金だって恐ろしいほどかかるに決まってる・・・。
大体、他の家族が協力してくれるなんて思えないし、
先生に話したら「ちょっとそれは・・」的な答えが返ってくる・・・。
ある意味、かなり無理といえる厳しい状況だったからこそ、
今現在、我が子にハードルの高い夢がある親子の
気持ちが手にとるように分かります。
当時、親である私がすぐに諦めなかったからこそ・・・。
子供たちそれぞれの夢が叶った、今だから断言できるコトがあります。
子供の夢を叶えるために、絶対に欠かせないもの。
それは、「メンタル」の強さです。
そのために「親の接し方」は重要なのです。