キャリアコンサルティング講師
谷口幸広
添田さんにご協力させていただく決め手は2つあります。
1つは『教育、とくに親子間での教育・コミュニケーションの大切さ』についてです。
現在私は専門学校や大学でキャリア形成を教えています。「自身の過去を省みて、現在を知り、未来を創る」授業です。
形成していく上で、それぞれの学生が持つ「課題」は山積しており、原因追究していくと最後には必ず「親御さんとの関係」にたどり着きます。
「人が育つ」というのは即席では実現されず、時間も手間もかかります。その出発点は「親子」であり、ここが上手くいくかどうかで親御さん・子供さん双方の「生き方」にも影響が出ることに「期待」と「懸念」をもっていることで意見が一致しました。
しかし、専門性を高めるために有限な資源(時間や労力・お金)を投資しており、そのぶん一般社会で過ごすための知識や経験は乏しくなり、多くの方々が不遇な生き方・働き方をされているとお聴きしました。
このお話を聴いた時、自身が学生時代の怪我がもとで部活動が「継続できなくなったときの喪失感」や「悔しさ」、同時に「これから何を目標として生きていけばいいか?」「何をしたらいいか?」という「漠然とした不安や虚無感・焦燥感」を感じたことを思い出しました。
もともと身体を使って何かすることが得意だし、そういった方面で将来を考えていた私にとって「頭を優先的に使う活動」という選択肢しかない状況で、気持ちや行動を切り替えることは想像以上に大変でした。
キャリアの専門家として自身の過去もふまえ、バレエ経験者のセカンド・キャリア支援に熱い思いをもたれている添田さんに協力したいと思いました。
プロフィール
【資格】
日本キャリア開発協会CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
国家資格キャリアコンサルタント
【経歴】
慶應義塾大学法学部政治学科卒
中学時代は柔道、高校・大学時代は少林寺拳法部(体育会)に所属。
26歳でキャリア支援の専門家資格CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)を取得。
人材派遣・人材紹介会社、公共職業安定所での職業相談・紹介業務に携わる。
その後、企業の管理部門(人事・総務・経営企画)にて経営者や社員を下支えする。
採用や社員教育・人事制度見直し・従業員のメンタルヘルスを実施。
2013年10月に独立開業。
株式会社聴き道楽 代表取締役
現在はキャリアコンサルタントとして活動しながら、専門学校や大学でキャリア形成やマーケティングを教えている。
キャリア相談に関しては延べ8000人を超える実践経験がある。
特に相談者の気持ちや考え方の「整理整頓」「分析=わかりづらいことをわかりやすくすること」「目標達成までの伴走」に評価を得ている。
くれゆか
「子どもたちの夢を叶え、幸せな人生を生きるために、親御さんとお子さん双方向から支援したい!」という添田さんの思いとお考えに、心が動かされたました。ご自身の経験を元に、温かく熱心に親子を導いていく添田さん独自のコーチングスタイルは、大人となりプロとして活躍していく多くのお子さんの未来を、きっと明るくするでしょう!
私も15歳で宝塚受験を目指し、無事その夢を叶えることができたのは、自分自身の努力はもちろんのこと、母親の支えがあったからこそでした。
宝塚もそうでしたが、バレエという特殊性・専門性の高い仕事をこなすには、非常に強いメンタリティや自己管理能力、そしてコミュニケーション能力など、様々なことを磨かなければならないと思います。
そのためには、「私なら大丈夫」という自己肯定感がなければ、進むことができません。その自己肯定感を養うのは、なんといっても日頃の親御さんとの会話や声がけからだと思います。ダンサーとしてプロになる「入り口」では、まず親御さんとの関係性が何よりも重要だと思います。
一方で、プロとしてスタートした暁には、目の前のキャリア目標(例えば所属のバレエ団でプリマになる、など)に向けて自己成長を目指すとともに、いずれは長期的なキャリア目標(ダンサー引退後の第二の人生)を視野に入れて、ご自身の立場を振り返りながら、様々に悩むことが増えるでしょう。
プロとしての通過点で不安や悩みに向き合いながら目標へ向かって突き進むこと、そして舞台を降りる時の「出口」を意識しながら、自分自身の長い人生をどのように羽ばたかせるかアイデアを描いていくこと。
この二つの大きなキャリアビジョン構築と行動力の強化が、とても大切な作業となるのです。
そのためにも、添田さんをはじめとする私たちがサポートチームとして一丸となり、皆さんがプロダンサーとしてよりよく活躍できる力と、それを生かして豊かなキャリアを築ける力を継続的に養っていけるよう、熱く応援していきたいと思います!
プロフィール
1978年生まれ。元宝塚歌劇団宙組男役(芸名・潮和歌)。
7年間舞台に立った後、次なるキャリアを目指して早稲田大学へ進学・卒業。
2010年日本生産性本部に入職。企業・組織の人材育成・研修に従事する中、キャリアコンサルティングの大切さを痛感。
・国家資格取得後に独立。
・2017年6月にEncourage Houseを設立。
・「イキイキとはたらく大人をふやして子どもたちに笑顔を!」をビジョンに、個人向けキャリアコーチングを提供。
新しいキャリアに進むきっかけとなる強み発見や自己分析、ありたい生き方・働き方を明確にして、理想のキャリアをどう実現していくかのロードマップづくりや目標設定など、総合的なネクスト・キャリア実現までの行動サポートを強みとしている。
・現在は、夫が駐在している上海と東京を行き来しながら、日中ハーフ3人の子どもを子育て中。
添田敦子
活動実績
2012年7月に営業マン育成コンサルタントとして個人事業開業後、全国で展開。
延べ5,000人を超える個別相談を行う。
その経験を活かし、平成27年「子育て中の母親支援」活動を開始。直ぐに、カフェなどを会場として女性や子供連れでも気軽に参加できる雰囲気作りをしたセミナー「親子コーチング」を開催。
インターネットで募集したところ10席が1時間で満席となるなど、始動当初から、専業主婦、パート社員、正社員育児休暇など様々な環境の子育てママから個別相談の申し込みが集まる。
その後、代表の経歴を目にしたバレエ留学を目指す親子が集中して集まるようになり、現在のバレエ留学関連の親子へ向けての活動実績に至る。
対面式で個人の相談を受ける募集もインターネットを通し、毎月募集。
「自分の子育てそのものがコーチングだった」と感じるほど、2人の我が子を潜在的な力を引き伸ばすコミュニケーション方法で育てた強みを実績として活かし、セッションを受けた親の子供が自分の意志で夢を叶えていける力が身につく“メンタル強化子育て実践法”を、コーチングの専門知識と組み合わせたオリジナルセッション「親子のメンタルコーチ®」として提供、好評を得る。
個別相談者が9割バレエ関係者だった事により、バレエを習う環境の中で、子供のやる気を削がない、自分で考える力をつけるコミュニケーションの方法を多くの母親に提供できるよう、独自の資料作成に基づいて講座をバレエスタジオ等で開催。
バレエ留学を目指す親子やプロを目指す生徒達、スタジオの先生方に好評を頂き、現在も留学時に役立つ様々な座学講座を定期的に開催し続け好評を得ている。
海外進出を恐れず、前向きに進みたいと願う”子供がバレリーナ志望の母親”支援に力を入れ、クライアントのバレエコンクール会場や、海外バレエ団の公演へ足を運び、現地に在住している日本人ともコンタクトを取り、海外生活や目指す方々に旬な情報を提供できる様、活動の幅を広げると同時に、帰国後などダンサーのセカンドキャリア支援にも着手。
平成28年度小規模事業者持続補助事業として採択され、更に活動の幅を広げている。
秋山 友美
そのため、コーチについてはかなり辛口な見方をします。 そんな私が添田さんのお話を聞いた時に、この方は、生き方そのものがコーチであると感じました。
そして、添田さんのコーチングは、ご自身の子育て経験と人材育成の経験に裏付けられた確かなものであ り、親御さんとお子さん双方向から支援したいと言うスタンスにも強く共感いたしました。
夢を叶えていくためにお金の話は欠かせません。 そのお金の話は、親御さんに対してだけ必要なわけではなく、夢を追い、叶えていくお子さんにも必要なも のだと考えています。
ファイナンシャルプランナーとして、13年、何百件もの家計を拝見してきました。
その経験や知識を添田さんがサポートする方のために役立てたいと考え、協力させていただくことにいたし
ました。
プロフィール
【経歴】
2002年からコーチとして活動を開始。
経営者・会社員・投資家・FP・主婦・学生などのパーソナルコーチとして数多くの目標達成をサポートする。
2005年よりFPとしての活動を本格的に開始する。
湘南を拠点にFP相談・家計診断・パーソナルコーチを行い、ライフプラン・住宅取得・資産運用などの講師 としても活動をする。
保有資格: CFP(R)(日本FP協会認定)(財)生涯学習開発財団認定コーチ
講師実績
「家庭も仕事も大切にしたい!マネープランから考える‘私’の働き方」 (主催:神奈川県・大磯町)
「人生100歳時代セミナー」 (主催:神奈川県)
「女性のためのお金センスアップ講座」 (主催:男女共同参画センター横浜) 等