親御さまは、子供の「一生の味方」
小さい頃の夢を、いつ諦めましたか?
いきなりショッキング。
けれど、覚えはないですか?
私の夢は、中学校3年でしぼみました。笑
実は、インテリアデザイナーになりたかったの。
小学校の頃から部屋をいじるのが好きで、
ファブリックを縫ったり、
襖紙を張り替えたり。
学校の木工でインテリアに合うレコード置きを作ったり。
中学校に上がったら、一人自転車で住宅展示場に向かい、
展示場のパンフレットや、設計図をもらったり。
なんだか、変な子でしたね。苦笑
けれど、真剣だったんです。
そんな夢を実現したくて、
中学校の先生に、どうやったらなれるか。
聞いて、工業高校の建築科に進学する事を勧められました。
「そうか!!」
子供は、純粋で真っ直ぐです。
両親に、自分の希望の進路を話しました。
返ってきた答えは・・・
「おまえ、なに考えてるんだ!!」
笑
あの当時、工業高校に女子はほぼ居なかった。
つまり、いきなり娘が男子校に入りたいと、言い出した様なものです。
そりゃあ、親の気持ちからしたら、
いきなり、突拍子もない事を言われ、驚きますよね?
今だから、見える事。
もっと。
前々から、親子で夢の話をしていれば良かったかも。
コミュニケーションを必要な形で、とっていれば良かったかも。
そんな事も、その頃子供の目線の私には分からなかった。
結局、夢は諦め、
やりたい事も急には見つからず、
私は自分のやれること。
今の持っている能力。
学力だったり、運動だったりで進学しました。
その後の時間が不満だった訳ではないけれど、
やっぱり、ずっと興味は消えず、
子供を産んだ後も、
部屋の改装や、インテリアに凝る生活はしていました。
最近、親に言われるんですよ?
「あの時、好きなことをやらせてあげれば良かったのかな。」って。笑
それが、流れで、
今の私の子育てに活かされたから、
孫はそれぞれの夢、
薬剤師と、海外で踊るバレリーナの夢を叶えることになったんだと、
そんな笑い話をしています。
思春期、キャリアを考える頃の子供と、
どんな会話。
どんなコミュニケーションを取るか。
正解、不正解は無いです。
親御様が、何を望むのか。
我が子に、どんな景色の人生を歩んでもらいたいのか。
人生は、職業の種類より、
その時に何色の世界が見えているかが、
心を豊かにすると、私は考えます。
夢の職業に就いても、就かなくても。
世界が、どんな色に見えているのか。
そんな視点を、思春期に育てることが出来ます。
誰かを愛して、誰かに愛されて。
人は、一人では生きられないから。
親御様は、子供の一生の味方ですからね。
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