バレエコンクールをテレビで見ていた頃から20年近く経ちました
ヨーロッパで生活する日本人バレエダンサーは、どのくらいいると思いますか?
プロとして、就職している。
留学生として学生生活をしている。
知っていますか?
もはや、10年前とは数が違う。
留学は年々簡単になるのに、就職活動は年々厳しくなる。
分母と分子の数が変わってきているのだから、当然です。
それをどう捉えるかが、今の時代、これからの時代に必要だとは思いませんか?
↑ヨーロッパの劇場から
バレエに限らず、どんな意識や自覚を持った人に育てるかは、
子供にとって重要かつ、必要なことです。
それを年月をかけて育てる立場は誰ですか?
子供が絶対的な信頼を持ち、誰よりも言葉を重く受け止めるのは、誰ですか?
嬉しい時、不安な時、真っ先に話す相手は誰ですか?
カルガモの親子じゃないですが、ミラーリング※1)し易い立場は?
その意識と自覚を持っている人ほど、子育てって不安だったりします。
親が経験した事のない世界に向かいたい我が子。
そんな我が子を支える気持ちは、痛いほど理解できます。
だって、私も子供達どちらも自分の未経験の世界で身を立てるようになったから。
その道を歩んできたから。
繰り返しますが、バレエに限らず、どの進路でも、
子供が夢を持ち、叶える為に必要な事は同じです。
私の元にいらしたクライエント様へは、共通の事をお伝えしています。
だから、他のご兄弟の話が出ますし、今はどの子に目を向ける時期かもお伝えします。
もしかしたら、望んだ答えが返って来ないかも知れません。
けれど、おべんちゃら※2)を言っても、お金と時間をかけていらした方に失礼だし、
ご縁が出来た方には、真剣にお役に立ちたいから。
↑プロダンサーになっても、ホームパーティーは楽しみの一つらしい
ダンサー生活だけで一生送るって、並大抵ではないと想像つきますよね?
話は変わりますが、我が家で、ローザンヌバレエコンクールを夢中で見ていた頃、
(娘が小学生でした)
ファイナルに出ていた日本人達が、今現在、各国のカンパニーでプリンシパルなどで活躍されています。
あれから、20年近く経ってるかな。
そのテレビのあっち側とこっち側が、所属場所や立場は違えど、
同じ職業人として自立し生活しているわけで。
分母と分子の数が変わって来ている事、理解できますよね?
だから、これから益々意識するべき事は何か、コツコツご相談をお受けしたり、講座や研修を行っております。
夢をどんな形で、子供の成長に活用するか。
子供のこれからの時代に必要な力を、どの時期、どのタイミングに身につけさせるか。
真剣に考えてみませんか?
バレエスタジオで親子、並びに、保護者向け講座のご依頼も随時お受けしています!
勿論、自主開催もしますので、お気軽にご参加ください。
(所属スタジオは問いません)
プロを目指さなくても、子供の成長に役立つ事は沢山あります。
そして、勿論、プロを目指すなら、メンタル面で必要な事は沢山あります。
ピンときた方は、ご連絡ください。
余談ですが、我が子が出勤途中によく電話でしゃべっているのですが。。
ご近所に住むサンタクロースみたいな風貌のおじさま。
毎日、日本の話題を・・と考えて日本のニュースを見ていてくれます。
日本人として、海外交流?
どんな返事をし、どんな話題を提供するのか。
生活するって、そんな事です。
だって、バレエは仕事だから。
色々な仕事が世の中にはあります。
我が子の夢を仕事に結びつけるには?
是非、ご相談くださいね。
※1)ミラー効果/ミラーリング・心理学で使われる言葉で、「同調効果」といわれる。
・親密な関係では相手と同じ動作をすることが多く、好意を抱いている相手と同じ動作をしてしまうことなどもミラー効果である。
※2)口先ばかりうまく言って実意のないこと。そういう言葉。
(ネットより引用)