バレエ留学「許可が出たら最初に意識すること」
のんびり歩くヨーロッパの様子
バレエを通じて
子供の夢を叶える方法
(親ができること・注意すること)
こちらをお伝えするBlogを書いたり、直接ご相談を受けたり、バレエスタジオで講座をさせていただいたり。
かれこれ、5年になります。
娘が海外へ住み、もうすぐ10年近く。
何だかあっという間です。
今、我が子の子供の頃を振り返ってみても、
決してバレエ向きの身体ではない人でした。
※ごめーん。本人も自覚してるケド、本当のことだしね。
ここで現在、バレエを含め、
我が子が夢を持って何かに打ち込んでいる状況の親御さまにお伺いします。
子供の職業は、
向いている事が重要ですか?
好き!が重要ですか?
『バレエ留学最初の1年で起こること』
このタイトル記事を書いたのが、3年前でした。
未だに、たくさんの方々にお読みいただき、感謝いたします。
お役に立っていたら幸いです。
今回は
バレエ留学許可が出たら最初に意識すること
をお伝えします。
バレエ留学許可が出た!
スカラシップを貰った!
この言葉に、今までどれだけの親子が「バレリーナ」の夢を膨らませてきたでしょう。
コンクールで上位入賞!
こちらも、大きなキッカケとなります。
実はここからが、大きな分岐点。
現実的な「進路」の視点です。
まるで東京◯ィズニーランドのシンデレラ城ミステリーツアーのメダルをゲットした気分。
↑現在は行われていないアトラクションですが、めちゃ特別感獲得できたんです。笑
頑張って、獲得したので、このチャンスは半分夢見心地です。(親も)
先ず、一つ言える事は、
「好き」ならチャレンジがオススメ。
ただし、現実的な事を覚悟する必要があります。
それって、何か。
簡単に3つお伝えします。
最初は、「お金」
「お金」って、色々なものに使えるツールです。
そして、「無限ではない」
しかも、「お金」の「価値観」は、家庭によって大きく異なります。
ご存知ですか?
海外で働いているプロダンサーの多くは、めちゃくちゃお金持ちではないのです。
(日本人に限りません)
「無限ではない」「お金」の配分は、
留学許可が出たら、家族でしっかり話あっておく事をお勧めします。
次に、「時間」
これも「無限ではない」
一生、踊り続ける事は一般的に考えて、難しいので、
帰国時期や、先のことも考えて、一般常識をどのような形で身につけるか考えることをお勧めします。
「芸術家だから」
と、その部分が未発達で行くと、後にキャリア形成が困難になる例が数多くあります。
最後に、「プライド」
「選ばれた」と、変に意識しすぎると、
現実的な状況を受け入れたり、周りに素直な言葉が言えなくなります。
そして、それは子供だけでなく、親にも言えるのです。
「チャンス」は「チャレンジ」であり、「ゴール」ではありません。
これ、わかっているつもりでも、忘れてしまう場合が非常に多いです。
気をつけないと、塀に閉じこもる可能性も
人は若いうちの苦労は買ってでもしろ。
心よりそう、思います。
何故って、脳機能的に、リスクを感じずチャレンジ出来るから。
そして、その苦労の中で、様々な事を経験し、学ぶのです。
我が子が子供の頃、「勉強しなさい」を言ったことはありませんでした。
けれど、先にお伝えした3つのことを意識して育てた結果、
それぞれが、学生らしい時間を経験し、自身の力で、自分の夢を叶えていきました。
親ができることって、「意識と自覚」を育てるだけ。
あとは、本人の迷いや不安に寄り添うことだけでした。
そんな「意識と自覚」の育て方を個別でご相談お受けしています。
バレエスタジオさまで講座を開講も可能です。
興味のある方は、お申し込みフォームか問い合わせフォームよりご連絡ください。
子供のライフキャリア(人生の生き様)を強くしなやかに歩む力をつけさせてあげるって、
親として本当に幸せなことではないでしょうか。
新しい年号の令和時代が、何方さまにも良い流れの時代になりますように。
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